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田んぼの査定額の決め方と売却前に知っておきたい相場を解説
田んぼを所有していると、査定額が実際どれくらいになるのか気になりますよね。
田んぼは住宅やマンションと違って、農地法という法律の対象になるため、査定の考え方や売却の進め方が一般的な不動産とは異なります。何も知らないまま話を進めてしまうと、買い手が見つからなかったり、想定より査定額が低かったりすることもあります。
とはいえ、査定額が決まる仕組みや農地ならではの注意点を事前に押さえておけば、落ち着いて売却の判断ができるようになります。田んぼをどうすればいいのか迷っている方も、順を追って理解していけば大丈夫です。
そこで今回は、田んぼの査定額の決まり方や売却前に知っておきたい相場、注意しておきたいポイントについてお伝えします。
田んぼの査定額はどうやって決まるのか

田んぼの査定額は、そのまま田んぼとして売却するか宅地などに造成することを前提に売却するかで査定額が大きく変わります。そのまま田んぼとして売却する場合は、立地条件や土壌・水利の状態、周辺の取引事例、固定資産税評価額などを組み合わせて算出されます。特に、近隣で同じような田んぼがどのくらいの価格で取引されているかは、査定額を左右する大きな要素です。
固定資産税評価額は、毎年届く固定資産税の納税通知書で確認できます。おおまかな相場感をつかむ手がかりとして、売却を検討し始めた段階で一度目を通しておくと安心です。
市街化区域か市街化調整区域かで評価が変わる
田んぼの査定額は、その土地が市街化区域と市街化調整区域のどちらにあるかによっても変わります。市街化区域内にある田んぼは、将来的に宅地へ転用できる見込みがあるため、査定額が高めになりやすい傾向です。
一方、市街化調整区域は農地としての利用が前提となっているため、買い手が限られやすく、査定額も控えめになる傾向があります。自分の田んぼがどちらの区域にあるかは、市区町村の都市計画課などで確認できます。
田んぼを売却するときは農地法の許可が欠かせない

田んぼを農地のまま売買する場合は、農地法第3条にもとづき農業委員会の許可を受けなければなりません。許可を得ずに売買をしても名義変更の登記ができず、トラブルの原因になってしまいます。
また、農地のままでは買い手が農業に従事する個人や法人に限られるため、買い手探しに時間がかかることも少なくありません。田んぼを宅地などに転用して売る場合は、農地法第4条や第5条の許可(市街化区域内であれば届出)が必要になります。どちらの進め方が現実的か、早い段階で確認しておくことが大切です。
田んぼの査定額を調べる方法

田んぼの査定額を調べる方法はいくつかあります。まずは前述の固定資産税評価額を確認し、あわせて全国農業会議所が公表している田畑の売買価格に関する調査データを参考にすると、地域ごとのおおまかな相場をつかめます。
そのうえで、田んぼの査定を依頼する際は、農地の売買に慣れた不動産会社を選ぶことが重要です。農地法の手続きに詳しい会社であれば、農業委員会とのやり取りもスムーズに進めやすくなります。複数社に査定を依頼して、金額だけでなく対応の丁寧さも比べてみましょう。
まとめ
さて今回は、田んぼの査定額の決まり方や売却前に知っておきたい相場、注意しておきたいポイントについてお伝えしました。
田んぼの査定額は、立地条件や周辺の取引事例、市街化区域かどうかによって変わります。固定資産税評価額の確認や全国農業会議所のデータを参考にしつつ、実際の金額は複数の不動産会社に査定を依頼して確かめるのが確実です。
田んぼを農地のまま売るか転用して売るかによって、必要な許可や買い手の範囲も変わってきます。焦って一人で結論を出そうとせず、農地法の手続きに不安がある場合は、農地の売買に慣れた不動産会社へ早めに相談するのがおすすめです。落ち着いて情報を整理しながら、納得できる売却を目指しましょう。