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土地を分筆してから売買するときに知っておきたい流れと注意点
広い土地の一部だけを分筆して売買しようとすると、何から手をつければいいのか気になりますよね。
1つの土地を丸ごと売るのではなく、一部だけを分けて売買したい場合は、分筆登記という手続きが必要になります。分筆をしないまま話を進めてしまうと、契約や登記の段階で思わぬ足踏みをしてしまうこともあります。
とはいえ、分筆から売買までの流れと注意点を押さえておけば、落ち着いて手続きを進めることができます。土地の一部を売りたい方も、順を追って理解していけば大丈夫です。相続で受け継いだ広い土地を持て余している方にも役立つ内容です。
そこで今回は、土地を分筆してから売買するときに知っておきたい流れと注意点についてお伝えします。
分筆とはどのような手続きか

分筆とは、登記上1つの土地として扱われている「一筆」の土地を、複数の筆に分ける手続きのことです。境界を確定させる測量を行ったうえで、法務局に分筆登記を申請する必要があります。
隣地との境界があいまいな場合は、隣接する土地の所有者との立ち会いが必要になることもあり、測量から登記完了までに数か月かかるケースもあります。分筆してから売買するまでには相応の時間がかかることを、あらかじめ見込んでおきましょう。
分筆してから売買する流れ

まず土地家屋調査士に依頼して境界確定測量を行い、分筆登記を済ませます。登記が完了してから、売買したい部分について不動産会社に査定を依頼し、買主を探す流れが一般的です。
手元に残す土地の接道状況や利用目的も踏まえて分筆の形を決めることで、残地の資産価値を保ちながら売買を進められます。分筆案を複数用意し、不動産会社に相談しながら決めていくのもおすすめの方法です。
分筆して売買するときに注意したいポイント

分筆の仕方によっては、残った土地が道路に接しない「袋地」になってしまい、再建築ができなくなるなど資産価値を大きく下げてしまうこともあるため注意が必要です。袋地になると、周囲の土地(囲繞地)を通らなければ道路に出られず、通行のたびに囲繞地の所有者との調整が必要になることもあります。
測量や登記には費用がかかるため、売買価格とのバランスも事前に確認しておきましょう。不動産会社や土地家屋調査士に相談しながら計画を立てると安心です。分筆して売買することで手元にいくら残るのか、費用を差し引いた金額で試算しておくことが大切です。
まとめ
さて今回は、土地を分筆してから売買するときに知っておきたい流れと注意点についてお伝えしました。
分筆には境界確定測量と登記の手続きが必要で、残す土地の接道状況によっては資産価値に影響することもあります。専門家に相談しながら計画的に進めることが、納得のいく売買につながります。
手続きに時間がかかることもありますが、焦らず一つずつ確認しながら進めていきましょう。
土地を分筆してから売買する判断は、資産全体のバランスにも関わる大切な決断です。土地家屋調査士や不動産会社と力を合わせながら、納得できる形を見つけていきましょう。分筆と売買、どちらも初めての方が多い手続きですが、一つずつ丁寧に進めれば大きな不安はありません。